東洋医学では、『経絡』という気の通り道が全身にくまなく流れており、それら
は流れの途中から体内に入り、臓腑につながっているとされています。
その経絡上に『ツボ』が存在します。つまり、経絡上にあるツボは各臓腑とつ
ながっており、いろいろな変調を読み取ることができるということです。そしてま
た、その変調を調整することができるのもツボなのです。
といっても全身にあるツボをすべてを刺激するわけではありません。まずは
経絡マッサージで使う基本的なツボから始めていきます。と言いますのも、よく
見られる肩こりや腰痛、冷え性などに関して有効なツボが人によって違うから
です。
つまり、経絡マッサージも鍼灸治療と同様、『その人の体質』と『その人の症
状の原因』に合わせた治療を作っていくことができます。
また、経絡マッサージによる刺激は痛気持ちいい強さで押すようにします。
ツボを押す時は痛くないと効かないと思っていらっしゃる方が多いですが、
そんなことはありません！痛すぎると逆効果になってしまいます。
初回の時には、患者さんの体質を探りながらの施術となります。2回目以降の
施術の際には、前回の治療による変化をお知らせください。そうすることで、
さらに患者さん個人に合った施術を作ることができます。
「何に効くの？」という方は→こちら
こまつ鍼灸院では、経絡マッサージだけで症状が改善しないと判断した場合、
鍼灸治療との併用をお勧めする場合があります。
今までの治療経過からしますと、鍼灸治療と経絡マッサージを組み合わせて
の施術の方が治療経過が格段に向上しております。
これを機会に、鍼灸治療を取り入れてみてはいかがでしょうか？
